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Nucleolus Bright RedNucleolus Bright Green
Nucleolus Bright Red
化学名
CAS番号 -
製品コード N512

 容 量
    税込価格
本体価格
60
nmol
\30,240
 
\28,000
 
 
 
 


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取扱説明書

 性 質
Nucleolus Bright はRNA に選択的に結合し蛍光性となる低分子蛍光色素で、固定化した細胞に試薬を添加するだけで簡便にイメージングすることができます。なおNucleolus Bright は、核小体以外に存在するRNA にも反応しますが、RNA の中でも細胞内に最も多く存在するrRNAの産生の場である核小体で特に強い蛍光を示します。

核小体を特定する検出原理
核小体は膜を持たない核内構造体であり、リボソーム生合成の起点となる場所です。核小体にはリボソームを構成するリボソームRNA (rRNA) が多く存在し、rRNA の転写やプロセシングなどが行われます。
また、核小体の変化は多くの細胞内イベントに関わっていると考えられており、以前よりがんの病理診断の指標として知られていましたが、近年では核小体ストレスを含め核小体とDNA 損傷、ウイルス感染、オートファジー及び細胞老化との関連性が報告されており、様々な研究分野で注目されています。



核小体染色試薬の比較

極大励起波長
極大蛍光波長
MeOH固定化後の染色
PFA固定化後の染色
生細胞染色
Nucleolus Bright Green
513 nm
538 nm
Nucleolus Bright Red
537 nm
605 nm
※ 生細胞にて評価をご希望の際は、小社カスタマーサポートまでお問合せください。



鮮やかに核小体を見る

HeLa 細胞を4% PFA またはMeOH にて固定化後、PBS 洗浄および膜透過処理(Triton X-100)し、Nucleolus Bright Green またはRedおよび核染色試薬(DAPI)を添加、インキュベーション後に共焦点蛍光顕微鏡により観察しました。
結果、DAPI により染色された核内(青)に複数個の核小体が存在することが確認されました。

<染色条件>
・PFA 固定
4% PFA に細胞を室温で5 分間、Triton X-100 に室温で20 分間浸漬後、各蛍光プローブにて5 分間インキュベーション。
・MeOH 固定
冷MeOH に細胞を1 分間、Triton X-100 に室温で20 分間浸漬後、各蛍光プローブにて5 分間インキュベーション。
<検出条件>
Nucleolus Bright GreenEx. 488 nm / Em. 500-600 nm
Nucleolus Bright RedEx. 561 nm / Em. 565-650 nm
DAPIEx. 405 nm / Em. 450-495 nm



核小体への局在性

WI-38 細胞を 4% PFA にて固定化後、抗 Fibrillarin 1 次抗体および蛍光標識 2 次抗体により免疫染色し、Nucleolus Bright Green またはRed および核染色試薬(DAPI)を添加、インキュベーション後に落射型蛍光顕微鏡(キーエンス、BZ-X710)により観察しました。
結果、Nucleolus Bright Green 及び Nucleolus Bright Red は、核小体マーカー(dense fibrillar component)と染色部位が一致しました。

<検出条件>
Nucleolus Bright GreenEx. 450-490 nm / Em. 500-550 nm
Nucleolus Bright RedEx. 533-548 nm / Em. 570-640 nm
DAPIEx. 340-380 nm / Em. 435-485 nm
Anti-Fibrillarin 抗体Ex. 590-650 nm / Em. 668-733 nm



核小体に関連した分野の報告例

関連分野概要論文
レビュー(老化)様々な細胞機能に関与している核小体について、既に知られている癌や早老症との関わりを含め、特に老化に関する核小体機能について言及している。V. Tiku, A. Antebi, “Nucleolar Function in Lifespan Regulation.”, Trends Cell Biol., 2018, 28(8), 662.
細胞老化老化抑制に関与するタンパク質欠損により、核小体数の減少と核小体の総面積の増加がみられている。H. Tanaka, S. Takebayashi, A. Sakamoto, T. Igata, Y. Nakatsu, N. Saitoh, S. Hino, M. Nakao, “The SETD8/PR-Set7 Methyltransferase Functions as a Barrier to Prevent Senescence-Associated Metabolic Remodeling.”, Cell Rep., 2017, 18(9), 2148.
細胞老化rRNAプロセシング因子の枯渇により核小体が肥大化、併せてSA-βGalやp16発現が亢進した。K. Nishimura, T. Kumazawa, T. Kuroda, N. Katagiri, M. Tsuchiya, N. Goto, R. Furumai, A. Murayama, J. Yanagisawa, K. Kimura, “Perturbation of ribosome biogenesis drives cells into senescence through 5S RNP-mediated p53 activation.”, Cell Rep., 2015, 10(8), 1310.
オートファジーRNAポリメラーゼの転写阻害によりオートファジーの誘導と核小体の形状変化を確認している。N. Katagiri, T. Kuroda, H. Kishimoto, Y. Hayashi, T. Kumazawa and K. Kimura, “The nucleolar protein nucleophosmin is essential for autophagy induced by inhibiting Pol I transcription”, Scientific Reports, 2015, 8903, DOI: 10.1038/srep08903.



老化細胞での評価

継代数の異なるWI-38 細胞を4% PFA にて固定化後、PBS 洗浄および1% Triton X-100 による膜透過処理し、Nucleolus Bright Green またはRed および核染色試薬のDAPI を添加しインキュベーション後に共焦点顕微鏡により蛍光を確認しました。
結果、継代数3 回の細胞では1 つの核に複数個の核小体が存在することが確認されましたが、継代を18 回行った細胞では核小体は肥大化し一つになっていることが確認されました。
老化に関連した論文は「参考論文」の項にご案内しています。

<染色条件>
4% PFA に細胞を5 分間、Triton X-100 に20 分間浸漬後、各蛍光プローブにて5 分間インキュベーション。
<検出条件>
Nucleolus Bright GreenEx. 488 nm / Em. 500-600 nm
Nucleolus Bright RedEx. 561 nm / Em. 565-650 nm
DAPIEx. 405 nm / Em. 450-495 nm



蛍光特性




Q&A 
生細胞への染色は可能ですか?
 
規格
(1) 性状:本品は暗赤色固体である。
(2) 純度(HPLC): 90.0% 以上
取扱注意
 
危険・有害性シンボルマーク(GHS表示)
 
 
備 考
 
 
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