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      Maleimido-C3-NTA
化学名 N-[5-(3'-Maleimidopropylamido)-1-carboxypentyl]iminodiacetic acid, disodium salt, monohydrate
CAS番号 869843-95-8
製品コード M035

 容 量
    税込価格
本体価格
10
mg
\19,008
 
\17,600
 
 
C18H23N3Na2O9・H2O=489.38
 


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 性 質
 タンパク質を固体表面に並べるための“His-tag”と呼ばれる技術が注目されている。AB-NTA(Code:A459)は、1987年 Hochuliらによって報告されたもので、この“His-tag”技術にとって欠かせない基本的なツールになっている。この技術は、分子生物学の分野で(遺伝子組換え技術によって発現させた)人工タンパク質の精製に威力を発揮しているが、現在では、ガラス基板や金電極といった固体表に、タンパク質を一定の配向性で結合させる目的にも用いられている。
 基本原理を次のスキームに示している。“His-tag”技術により、複雑な高次構造を持つタンパク質を、その活性を損なわずに固体表に化学的に結合させることが可能になった。まず、Maleimido-C3-NTAを官能基(チオールなど)で修飾した固体表と反応させ固定化する。次いでNi(II)を加え錯形成させる。ここで、Ni(II)の配位座はMaleimido-C3-NTAによって完全には満たされず、空いた部分には水が配位している。このMaleimido-C3-NTAのNi(II)錯体に6個のヒスチジンを末端に発現させた融合タンパク質を加えると、ヒスチジン部分がNi(II)に配位するため、特異的かつ一定方向に固体表に結合されることになる(この結合は強固だが、フリーのヒスチジンやイミダゾールによって可逆的に解離する)。
  

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参考文献
1) E. Hochuli, H. Doeli and A. Schacher, "New Metal Chelate Adsorbent Selective for Proteins and Peptides Containing Neighbouring Histidine Residues", J. Chromatogr., 1987, 411, 177.
2) E. Hochuli, "Large-Scale Chromatography of Recombinant Proteins", J. Chromatogr., 1988, 444, 293.
3) 河田聡, 高木俊夫, "表面プラズモン共鳴センサとは", 蛋白質、核酸、酵素, 1992, 37(15), 3005.
4) 笠井献一, "表面プラズモン共鳴(SPR)を利用したバイオセンサー", 蛋白質、核酸、酵素, 1992, 37(15), 2977.
5) Y. C. Sasaki, Y. Suzuki and T. Ishibashi, "Fluorescent X-ray Interference from a Protein Monolayer", Science, 1994, 263, 62.
6) G. B. Sigal, C. Bamdad, A. Barberis, J. Strominger and G. M. Whitesides, "A Self-Assembled Monolayer for The Binding and Study of Histidine-Tagged Proteins by Surface Plasmon Resonance, Anal. Chem., 1996, 68, 490.
7) E. L. Schmid, T. A. Keller, Z. Dienes and H. Vogel, "Reversible Oriented Surface Immobilization of Functional Proteins on Oxide Surface", Anal. Chem., 1997, 69, 1979.
8) 橋本せつ子, "表面プラズモン共鳴現象を利用する生体分子相互作用の解析", ぶんせき, 1997, 362.
 
規格
(1) 性状:本品は、白色〜淡黄白色粉末で水によく溶けるが、アルコールに溶けにくい。
(2) 純度(HPLC): 97.0% 以上
(3) 水溶状: 試験適合
(4) IRスペクトル: 試験適合
(5) NMRスペクトル: 試験適合
 
溶解例
10 mg/ml(水)
 
取扱注意
1.保存方法:冷蔵, 2.吸湿注意
 
危険・有害性シンボルマーク(GHS表示)
 
 
備 考
 
 
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09二価性試薬



 
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